Ticktime Cubeを静音化する

Ticktime Cubeを購入しましたが、音量がうるさ過ぎて困っていました。静音化ができましたので、備忘録として記録しておきます。

Ticktime Cubeとは

Ticktime Cubeはサイコロ型のタイマーです。「1」の面を上に向けると1分、「5」の面を上に向けると5分タイマーが開始といったように、 少ない手数でタイマーをセットすることができます。2022年末からクラウドファンディングが実施されていたようです。

prtimes.jp

また、ポモドーロ機能(25分作業→5分休憩→25分作業……)がついているということで、本品を購入してみました。

ポモドーロテクニックをする上での他製品との比較

ポモドーロテクニックを実践しようと、これまで幾つかのツールを使っておりました。簡単に比較してみます。

製品 メリット デメリット
iPhone 標準タイマーアプリで気軽に実施でき、専用アプリも豊富 タイマー操作のついでに余計な操作をしやすい
バイブレーションタイマー 小型であり、安価で購入できる 25分と5分のタイマーを都度セットし直すのが面倒
Apple Watch 腕時計として身につけていれば、いつでも利用できる 腕につけるがゆえ、意識して目線を向ける必要がある
Ticktime Cube 起動後、ボタン1つでポモドーロを実行できる 標準ではバイブモードでも振動音がうるさい

Ticktime Cubeを利用するまではApple Watchで「Tomato Flex」アプリをメインに使っていました。 しかし、腕につけたままでは長袖に隠れてしまいやすく、腕から外すとロックされ画面消灯のため不便に感じておりました。 残り時間を気にせず、作業や休憩の開始・終了の通知だけが分かればいい人にはApple Watchがおすすめです。

Ticktime Cube静音化の調査

他のツールと比べてTicktime Cubeは気軽にポモドーロができるので便利に使えそうと思う反面、うるさすぎる問題がありました。 3段階で音量設定ができますが、「小・中・大」というよりも「大・うるさい・凄まじい」といった段階設定でした。 バイブレーションモードならば気にならないかと思いきや、こちらも振動音が想像以上。オフィスや図書館では使える気がしないほどでした。

他の人はこの音が気にならないのか?と気になって調べてみると、静音化している事例を見つけました。

https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R2ASCAO8AODLNR

この方法を参考に、実際に静音化に挑戦してみます。

静音化方法

準備したもの

  • iFixit オープニングツールセット
    • ピック4枚のみ使用
  • 光 ポリエチレン GY 100 mm 角 CS5-10-1
    • Ticktime Cube化粧箱内のスポンジで代用可能
    • ホームセンターで70円程だったため購入

手順

  1. ケースから基板を取り外す
  2. スピーカーやバイブレーターに覆いを被せて音量を下げる
  3. 基板をケースに戻す

スポンジ材は元に戻せるように、スピーカー穴にはめる、バイブレーターと基板の間に挟むことで対処しました。 より静音性を求める場合は、両面テープで固定したりすると更によいと思います。

おわりに

Ticktime Cubeはタイマー専用品だけのことはあると感じる商品でした。それゆえ動作音の煩さが残念でしたが、簡単な工作である程度の静音化ができました。すぐに飽きてしまうか、定着するかしばらく使い続けてみようと思います。