データベーススペシャリスト試験に3回目の挑戦で合格しましたので、備忘録を残しておきます。
試験概要
項目 | 情報 |
---|---|
受験資格 | 制限なし |
試験形式 | 試験会場でのPBT(Paper Based Testing)形式 |
試験構成 | 午前1、午前2、午後1、午後2の4つの試験 |
合格基準 | 各試験で60%以上の得点 |
費用 | 7,500円 |
詳細はこちらにまとめられております。www.ipa.go.jp
学習スケジュール
1回目受験
- 2020/2/XX:試験申込み
- 2020/3/25:コロナで試験中止の連絡受領
- 2020/8/XX:試験申込み
- 2020/10/18:受験(PM2で8点不足で不合格)
2回目受験
- 2021/8/XX:試験申込み
- 2021/10/10:受検(PM2で5点不足で不合格)
3回目受験
- 2022/7/XX:試験申込み
- 2022/10/9:受検(合格)
概ね試験の2-3ヶ月前(試験申込み開始の前後)から学習を行なっていました。総学習期間としては8-12ヶ月程度となりますが、本格的な学習は試験1ヶ月前ごろからとなることが多く、実質的には4ヶ月程度かと思われます。
学習方法
基本的に、参考書に付属する過去問を解く学習を行っていました。
1回目受検時
参考書:徹底攻略 データベーススペシャリスト教科書 令和2年度
学習方法:付録の電子版PDFをiPadで見ながらノートに解答
反省:図に追記して解答する問題などが多く、ノートに記載するのが手間でした
2回目受検時
参考書:情報処理教科書 データベーススペシャリスト 2021年版
学習方法:参考書や過去問題(購入者特典)をiPadで開き、解答用紙(購入者特典)を印刷して解答
反省:午後問題の解答用紙だけでも19年分で150ページあり、自宅外で学習する際などは、持ち運んでいる解答用紙の回しか学習ができず不便でした
3回目受検時
参考書:情報処理教科書 データベーススペシャリスト 2021年版
学習方法:参考書や過去問題(購入者特典)をiPadで開き、解答用紙(購入者特典)をQuadernoで開いて解答
反省:iPadやQuaderno双方の電池管理が必要となり、充電の間は休憩するかと言い訳してサボってしまうこともありました
学習を振り返って
データベーススペシャリスト試験では、ここ数年の試験で、午後問題の傾向が少しずつ変化している実感がありました。
PM1:SQLを避けては通れない問題構成
問1(論理系)時間をかければ解けるが、45分以内で解くのが大変
問2(物理系)物理設計+SQLなどのパターンが多く、前半の計算で間違えると連鎖してミスする印象
問3(新傾向)あまり馴染みのない問題で、こちらにもSQLが出る印象
※学習量が少なくて済むように問1と問3を選択することがほとんどでした。PM2(問2):現状のDB構造の理解度を問う概念データモデルや関係スキーマを埋める問題の割合が減り、新要件に対応させるためにどんな変更が必要?といった、ひとひねりある問題が増加した印象
PM1で落ちたと思っていても、毎回PM2まで採点されていましたので、最後まで諦めずに何かしら記載することが大切だと思います。
- 3回受検したので、直近数年間の過去問はトータル3回は解いたはずですが、H31 PM2 問2のパン屋の問題だけは毎回よくわかりませんでした。今後受検する方はぜひ挑戦してみてください。